あのドキュメンタリーで当事者の私がとにかく伝えられたらいいなと思うこと。
どんな過去も環境も変えることができると言うこと。
確かに簡単じゃないし、そうはいってもなかなか実現できることではない。
全てが全てできるとは言わない。
修行中は成績も最下位で、出来損ないのレッテルを貼られた上に「やめちまえ」なんてたくさん言われた私が、今は取材や講演会をこなし、ドキュメンタリーまで出演できる尼僧になりました。
(他の同期は成績優秀でした。)
私は本当に運命に翻弄された人生を送ってきたと思います。
両親の離婚…
その後は「お父さんのいる子に負けるな」と厳しくしつけられ、勉強させられ、いい学校に行かされました。
いい学校に行ってお金持ちになるためにいい職業に就くために、遊びもほとんどしないで頑張ってきました。
実際私は母が継ぐまでほとんどお寺にはいったことがない。むしろ「片親の恥ずかしい人間は近寄るな。」くらい言われてました。
しかし次に要求されることは
「自分のやりたいことをやらないでお寺に入って、決められたお坊さんと結婚し、男の子を産んで跡継ぎにさせること。」
周りの大人はみんなそういいました。
でもね
自分の幸せは他人が決めることではない!
私は様々な大人に翻弄されたお陰で
メンタルの大切さ
に気づけました。
私が本当にやりたかった
困っている人の力になりたい。
と言う思いを叶えることが出来るようになりました。
どんな環境であってもどうか自分を犠牲にしないで欲しい。
とにかく自分を幸せにして欲しい。
これが最大のメッセージです。
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青春マイルストーン放送後記 後編
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